習い事、やめる? 続ける?──中学受験とのベストバランスを考える

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習い事、やめる?続ける?中学受験とのベストバランスを考える

「習い事、やめる? 続ける?」──中学受験とのベストバランスを考える

「うちは塾が本格的になったら習い事はどうしよう…?」
そんな悩みを抱えているご家庭も多いのではないでしょうか。

小学4年生から本格化する中学受験。わが家でも、
「塾が忙しくなったら習い事は全部やめなきゃダメ?」と悩みましたが、
結果としては習い事を絞りつつ、受験勉強と上手に両立できています。

わが家の選択

  • 続けた習い事:プール(週2回:平日1回+土曜1回)、英語アフタースクール(週2回)
  • やめた習い事:公文(塾と内容が重なり、負担が増えるため)

受験生の約7割が習い事を整理しているというデータもありますが、
大事なのは「目的」と「時間管理」のバランスを見つけることです。

なぜ「スポーツ・芸術系」は続ける価値があるのか?

  • 運動習慣がある子は集中力や記憶力が高まり、学習効率も向上。
  • 芸術活動(ピアノや絵画など)は創造力や感性を育て、
    学習への意欲や粘り強さを伸ばす。

わが家では、水泳を続けたことで体力がつき
塾や学校の勉強にも集中して取り組めるようになりました。
英語は将来を考えて、塾でカバーしきれないスキルとして継続しています。

「学習系」習い事は整理も検討を

算数教室や公文は塾の内容と重なる場合が多いため、
効率よく勉強するなら整理するのも手です。

わが家の1週間タイムテーブル(例)

曜日16:00–18:0018:00–19:3019:30以降
月・木夕食+休憩30–60分の復習
プール夕食+自由時間読書など
水・金英語アフタースクール夕食宿題・自学 60–90分
午前:自宅学習2h / 午後:プール
完全オフ(家族時間)

ポイント:無理に詰め込みすぎず、「完全オフ」の日を設けることで
翌週のモチベーションを保っています。

これから習い事をどうする? 見極めるための3つの質問

  1. 目的は重複していないか?(塾で十分カバーできるなら整理)
  2. 週の勉強時間は確保できるか?(小4で週20時間が目安)
  3. 子どもの気持ちは?(本人が「続けたい」と感じているか)

最後に──習い事と受験は対立しない

習い事をやめて空いた時間が必ずしも勉強に向くとは限りません。
むしろ適度な運動や芸術活動が心身を整え、学習への集中力を高めることもしばしば。

大切なのは、子どもの意欲や体調、学習効率を見ながら
習い事を「整理」すること。目的と負担を見極めれば、
習い事は受験勉強の大きな味方になってくれます。


💬 皆さんのご家庭ではどうされていますか?
コメント欄でぜひ教えてください。

📌 次回予告:高校無償化が中学受験に与える影響を深掘り予定です。
取り上げてほしいテーマがあればお気軽にリクエストください!

FAQ

Q
中学受験を考えたら、習い事はやめた方がいいですか?
A

一概には言えません。時間や負荷とのバランス次第ですが、子どもが楽しんで取り組んでいるなら、一定期間は継続も有効です。

Q
習い事が受験勉強の妨げになることは?
A

あります。特に週3回以上の習い事や、大会などを控える場合は、学習リズムとの調整が必要です。

Q
習い事を続けるメリットはありますか?
A

精神的な安定、達成感、自信など非認知能力の育成に役立ちます。中学受験との両立は可能です。

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