✔ 中学受験を考え始めたけれど、どの塾を選べばいいか分からない…
✔ サピックス?日能研?それとも個別?オンライン?
そんな疑問を持っている方へ──今回は、塾選びの基礎と見極め方をわが家の検討体験も交えてご紹介します。
はじめに:塾選びが難しいのは「選択肢が多すぎるから」
中学受験を意識し始めると、最初に迷うのが塾選びではないでしょうか。
ネットや口コミを見るほど、どの塾も良さそうに見えて「結局どこがいいの?」と分からなくなってしまう。私もまさにその状態でした。
でも調べていくと、子どもの性格・学習スタイルに合わせて考えることで、選ぶ視点がだいぶ変わってきたんです。
1. 塾のタイプは大きく3つ。まずは全体像を把握
中学受験向けの塾には、大きく分けて次の3タイプがあります:
① 大手進学塾(集団指導)
- 代表例:サピックス、早稲田アカデミー、四谷大塚、日能研
- ✔ 難関校向けのカリキュラムと高速授業
- ✔ 周囲との競争でモチベーションが上がる
- ⚠ 進度が速く、ついていけないと苦しい/家庭学習必須
② 個別指導塾
- ✔ 子どものペースに合わせて指導が可能
- ✔ 分からないまま進まず、質問しやすい
- ⚠ 競争環境が少ない/先生との相性に左右されることも
③ オンライン学習塾・通信教育
- ✔ 通塾不要、自宅で学べる
- ✔ 時間の自由度が高く、送り迎え不要
- ⚠ 自己管理が難しい/サボりやすい
2. 代表的な大手塾の特徴と「向いている子」
同じ「大手進学塾」でも、カラーがかなり違います。実際に調べてみた印象を簡単にまとめると:
◆ サピックス
- ✔ 難関校に強く、算数・思考力重視
- ✔ 授業スピードが速く、宿題も多い
- ✅ 自分で学習を進められる子に◎
- ⚠ 宿題量が多く、家庭フォローが不可欠
例:我が家の周りでは「授業にはついていけるが、宿題が膨大で家庭の雰囲気がピリピリした」という声も。結果的に、個別指導塾を併用してフォローしているご家庭もあります。
◆ 早稲田アカデミー
- ✔ 熱血指導&声かけの多さが特徴
- ✔ 模試・演習量が多く、課題もしっかり
- ✅ 応援されるとやる気が出る子に◎
◆ 四谷大塚
- ✔ 「予習シリーズ」で計画的に学ぶ
- ✔ 教材の質が高く、親がサポートしやすい
- ✅ コツコツ型・予習型が合う子に◎
◆ 日能研
- ✔ 思考力+対話型授業が魅力
- ✔ ややゆったりした進度/理解重視
- ✅ ゆっくり理解を深めたい子に◎
3. 学習塾以外の選択肢も見てみよう
◆ 通信教育(Z会・進研ゼミなど)
- ✔ 自宅学習派に人気/スケジュール調整がしやすい
- ✔ Z会は難関校向け問題も豊富
- ⚠ 親の声かけ・進捗管理がカギ
◆ オンライン個別指導
- ✔ 自宅でプロ講師と1対1/深夜・早朝にも対応可
- ✔ 通塾不要で共働き家庭に◎
- ⚠ 対面より緊張感が薄れやすい
4. 塾選び、こんな流れで動いてみました(例)
- 近所の塾をマップでリストアップ
- 公式サイトやSNSで雰囲気をチェック
- 実際に体験授業を受ける(親も見学)
- 先生の雰囲気・教室の空気を確認
- 通塾後の家庭学習の負荷やフォロー体制を確認
子どもが帰ってきて「先生が面白かった!」と即答した塾もあり、子どもの反応が最大のヒントになると感じました。
5. 迷ったときは「性格 × 学習スタイル」で考えてみる
子どものタイプ | 向いている塾 |
---|---|
競争心が強く、自走できる | 大手進学塾(サピックスなど) |
丁寧に教えてもらいたい/質問が苦手 | 個別指導塾 |
家庭学習が習慣化されている | 通信教育・オンライン学習 |
6. 塾選びに「正解」はない。だからこそ体験が大事
塾に絶対の正解はありません。大切なのは、「わが子にとって最適かどうか」。
実際に見て、聞いて、子どもの反応を確かめる──その積み重ねで、納得のいく塾選びができると感じています。
次回予告
次回は、受験を意識し始めたときに、わが家が最初に取り組んだ“5つの行動”をご紹介します。塾選び、公文との両立、習い事の整理など、リアルな家庭の一歩をお届けします。
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