✔ 中学受験を考えているけど、どんな学校が合っているのか分からない
✔ 偏差値や有名校だけじゃなく、子どもが“楽しく通える学校”を探したい
そんな方に向けて、今回は「性格診断を使った学校選び」のアイデアをご紹介します。
はじめに
これまでの記事では、「中学受験をする・しない」「どんな家庭が中学受験を選ぶのか」といった視点から考えてきました。
いよいよ今回は、「うちの子に合う学校ってどんな学校なんだろう?」という具体的な問いに踏み込んでいきます。
偏差値や合格実績だけでなく、性格や価値観に合った学校選びが、子どもにとっての“幸せな6年間”につながるかもしれません。
目次
- 親の思い込みから脱却?客観的に性格を知る大切さ
- わが家が試した3つの性格診断ツール
- 診断結果をどう学校選びに活かすか
- まとめ:成績だけでなく「合うかどうか」を見る目を
1. 親の思い込みから脱却?客観的に性格を知る大切さ
「子どもの性格なんて、親が一番わかってるでしょ?」……最初はそう思っていました。
でも、学校選びとなると見えてくるのは、親の思い込みや願望が入った見方かもしれないということ。
たとえば、こんな視点で考えてみました:
- 自由な校風が合う? それとも規律のある環境?
- 人と関わるのが好き? それとも少人数が落ち着く?
- 新しいことにワクワクするタイプ? 安定を好むタイプ?
こうした視点を客観的に整理することで、「この子が本当に心地よく過ごせる環境」が見えてくる気がしました。
2. わが家が試した3つの性格診断ツール
実際に試してみた無料性格診断ツールをご紹介します。それぞれ特長があり、子どもの一面を知るヒントになりました。
① エニアグラム診断
人の性格を9つのタイプに分類する古くからある性格理論。教育や医療の現場でも使われることがあるそうです。
タイプ7:「自由でのびのびしていて、ムードメーカー的存在。好奇心旺盛だけど、飽きっぽいところもある」
→ これはうちの子にピッタリ!自由度の高い校風が合いそうと感じました。
② ビッグファイブ診断
「外向性」「開放性」「協調性」など5つの性格因子で分析する科学的診断。数値化されるのが面白いです。
「外向性」「開放性」「協調性」が高く、「勤勉性」は中くらい。
→ グループ活動が活発な学校や、プロジェクト型学習のある学校が合いそうです。
③ ディグラム診断
20の質問で9タイプに分類される手軽な診断。
「アグレッシブな野心家タイプ」:自分で決めたことには熱中、指示されるのは苦手。
→ 自主性を重視する校風の学校が良さそう、という方向性が見えてきました。
3. 診断結果をどう学校選びに活かすか
診断結果をそのまま当てはめるのではなく、以下のような3ステップで学校選びに活かすことを意識しています。
STEP1:共通する特徴を整理する
3つの診断を見比べて、共通点をピックアップ。うちの子の場合は:
- 自由な環境が合う
- 人との関わりが好き
- 新しいことに挑戦したいタイプ
STEP2:学校の特徴をリサーチする
学校説明会やWebサイト、口コミなどで、教育方針や学習スタイル、校風の自由度を確認。
STEP3:性格と学校をマッチングする
「自由×外向性」「挑戦重視×プロジェクト型」など、診断結果と合致する学校をいくつかピックアップ。
実際に足を運んで雰囲気を感じることで、さらにフィット感がわかってくると思います。
4. まとめ:成績だけでなく「合うかどうか」を見る目を
性格診断を活用することで、偏差値だけでは見えなかった「うちの子にとっての居心地の良さ」が少し見えてきた気がします。
学校選びは成績だけでなく、「この子が6年間を楽しく過ごせるかどうか」という視点も大切にしたいですね。
次回予告
📢 次回は、「志望校が決まらない…」と悩んだときに役立つ視点をご紹介します。学校を5つのタイプに分類し、それぞれの教育方針や学びのスタイルを整理しながら、子どもに合った学校を見極めるヒントをお届けします。
性格診断と組み合わせて、より深く「子どもに合う学校とは何か」を考えるヒントをお届けします。
📘 前回記事:「中学受験を選ぶ家庭の共通点とは?」統計データから見えたリアルな背景
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