中学受験を意識するようになってから、わが家ではたくさんの迷いや不安がありました。「本当にこの道でいいの?」「今の学力で大丈夫?」「どこから始めればいい?」——。
そんな中でも少しずつ情報を集め、子どもと話し合いながら、「まずやってみよう」と動き出した5つのことをまとめてみました。今まさに同じように迷っているご家庭の参考になれば嬉しいです。
1. 通いやすい塾に通って、学習習慣づくりから
まずは「通いやすいこと」を最優先に、徒歩圏内の中学受験対応塾に入ることにしました。志望校はまだ決まっていなくても、学習の習慣を身につけることからスタートです。
特に初めての塾通いということもあり、安全面やストレスの少なさを重視。今後、学習スタイルや目的が明確になれば、別の塾に変更することも視野に入れています。
2. 公文を整理し、学習環境を一本化
現在、公文・運動系の習い事・アフタースクールの英語と、子どもの放課後は過密スケジュールになっていました。その中でも特に公文は、子どもの性格に合っていないと感じていた部分がありました。
毎日コツコツ進めるのが苦手で、声をかけないと進まない。そんな状態だったので、思い切って公文をやめ、塾中心のスタイルに移行することを決めました。学習をシンプルにすることで、子どもにも親にもゆとりが生まれると感じています。
3. 入塾テストで現実を知る
軽い気持ちで挑んだ入塾テスト。結果は、正直かなり厳しいものでした。全体で5割以上が初見問題、記述や応用も多く、「これは準備なしでは無理だ」と痛感しました。
でもこれは大きな学びでした。「準備がないと通用しない」ということが体感できたことで、今後の家庭学習の方向性も明確になってきました。
4. 「受験だけじゃない」経験の時間も大切に
高学年になると勉強中心の生活になると思います。だからこそ、今のうちに旅行や自然体験、家族との時間を増やそうと考えています。
実際、こうした体験が小論文や面接のネタになることもあるそうですし、何より子どもの心の土台を育てるものになると信じています。
5. 迷いながらも「柔軟に見直す前提」で進む
塾選びも学習方針も、「最初から完璧」なんて無理だと思っています。だからこそ、3年という時間を活かして、必要に応じて方向転換していければ十分。
大切なのは、「今のベスト」を積み重ねていくこと。あれこれ悩みながらでも、動き出すことできっと次が見えてくると感じています。
まとめ:迷いはあっても、動けば見える
この記事で紹介した5つのことは、あくまでも“わが家の場合”です。
- 🏫 通いやすい塾で学習をスタート
- 📚 公文をやめ、塾中心の学習環境に
- ✍ 入塾テストで課題を発見
- 🌏 家族の体験を重視した時間づくり
- 🔁 迷いながらも柔軟に方針を更新
「これで合ってるのかな?」という迷いがある方へ。完璧なスタートじゃなくてもいい、まず動いてみることで、自然と次の一歩が見えてくるかもしれません。
📖 前回の記事では「中学受験の塾選び」について、子どもの性格やタイプ別に考える方法をご紹介しました。中学受験は「いつ・どこを受けるか」が重要!併願と受験日程の組み方ガイド
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