はじめに
中学受験、いつから準備を始めればいいのか──。
特に「新4年生」というタイミングを前に、焦りや不安を感じる保護者の方は少なくないのではないでしょうか。
わが家の息子も、現在小学3年生。この4月から新4年生になります。最近、周囲のお子さんたちが次々と塾に通い始めているのを見て、「このままで大丈夫なのか?」という不安が芽生えてきました。
私たちは港区に住んでおり、息子は地元の公立小学校に通っています。この地域では中学受験を選択するご家庭が多く、クラスでも塾通いが当たり前になりつつある雰囲気があります。新4年生になるタイミングでの入塾が一般的という話もよく聞きます。
しかし、「うちも流れに乗るべきなのか?」と考えたときに、「それが本当に息子にとって最善なのか?」という疑問が同時に湧いてきました。そこで、一度立ち止まって、親としてどのように考えるべきか、自分なりに整理してみることにしました。
この記事では、私自身が悩みながら考えた「中学受験準備を始める前に見つめておきたい6つの問い」をご紹介します。同じように迷っている方の参考になれば幸いです。
まず考えるべき6つのポイント
仕事柄、何かを決めるときは課題を洗い出して整理する習慣があります。今回もそのやり方で、息子の進路について考えるために、6つの問いを立ててみました。
1. そもそも中学受験をするべき?他の選択肢は?
最近では中学受験が前提のような空気がありますが、それが本当に息子にとって最適な選択なのか、一度立ち止まって考える必要があると感じています。公立中学への進学もありますし、インターナショナルスクールや海外留学といった、より広い選択肢も視野に入れておきたいところです。
2. 息子の性格に合った学習環境って?
受験勉強にはある程度の長時間学習が求められますが、それが息子に合っているのかどうかは気になる点です。一人で集中して取り組むのが向いているのか、仲間と刺激を受け合いながら進めるのが良いのか、性格との相性を見極めることが重要だと思っています。
3. その環境を提供できる学校はどこ?
もし受験するのであれば、どの学校が息子に合っているのかを見極めたいと考えています。カリキュラムや校風、通学のしやすさ、さらには進学実績など、さまざまな観点から学校選びを検討する必要がありそうです。
4. 中学受験のプロセスと必要な準備は?
中学受験に向けては、どのようなスケジュールで、どんな準備が必要なのか。主要科目や必要な学習時間、全体の流れなどをざっくりと把握するだけでも、気持ちに余裕が生まれる気がします。今の時点で知っておきたい基本情報を整理しておきたいと思います。
5. どの塾を選ぶべき?
港区にはサピックス、日能研、四谷大塚など、有名塾が複数あります。塾ごとの特色や方針、通いやすさなどを比べながら、息子にとって最も相性の良い塾を選ぶ必要があります。集団塾だけでなく、個別指導やオンライン塾も含めて選択肢を広く見ていきたいと考えています。
6. 今すぐやるべきことは?
考えてばかりで行動できないのも良くないので、まずはできることから始めようと思っています。塾の体験授業に参加する、説明会に足を運ぶ、口コミを集めるなど、小さな一歩から動き出してみようと思います。
これからどうする?
以上の6つの問いについて、今後は少しずつ調べながら、丁寧に考えを深めていこうと思っています。周囲の空気に流されて決めるのではなく、息子にとって本当に納得のいく選択ができるように、親としてしっかり向き合っていきたいと感じています。
もちろん、この考え方に正解があるわけではありません。むしろ、同じように悩んでいる保護者の方が多いからこそ、私自身の試行錯誤を発信していくことで、少しでも共感やヒントを届けられたら嬉しいです。
次回予告・関連情報
次回は「1. そもそも中学受験をするべきか?」という問いについて、我が家がどのように選択肢を洗い出したか、具体的なエピソードを交えて書いていく予定です。
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